【鳥山明】多くの少年たちに「冒険心」を与えてくれた!絵だけでもワクワクすっぞ!

鳥山明
鳥山明

冒険心を与える絵

鳥山明さんについて、プロフィールや経歴を云々かんぬん語るのはナンセンスかもしれませんね。どの世代でも、日本に限らず世界でも、鳥山明さんの絵によって「冒険心」を与えられたと思います。子どもたちに与えた影響は大きいですね。

僕は少年時代に「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の漫画、あとは「ドラゴンクエスト」のイラストなどを見て、ほんとにワクワクドキドキしていました。特に「ドラゴンボール」は大好きでした。影響も受けました。もう何回も何回も読んでるのに、大人になった今でも漫画のどの部分から読んでも面白いです。

物語の巧妙さとかそういう次元の話じゃないんです。絵を見るだけでもワクワクさせてくれる、そういう直感的な素晴らしさが鳥山明先生の作品にはあると思っています。

鳥山明の略歴とか

鳥山明(とりやまあきら)さんは、1955年4月5日生まれ、愛知県名古屋市出身の漫画家です。天才漫画家と言えます。鳥山明という名前は本名で、デビュー前は「売れるわけがない」と思って、ペンネームを使う発想もなく本名で通したらしいです。現在も愛知県(清須市)に在住で、漫画家デビューからずっと地元で活動しています。あられちゃんでもドラコンボールでも機械とか街とかの感じは、工場の多い愛知の風景とかが土壌になってたりするのかもしれませんね。ちなみに、奥さんも漫画家です。

幼少期にリスペクトしていた漫画家は、手塚治虫さんとウォルト・ディズニーさんで、「鉄腕アトム」のロボットを毎日描いていました。一番影響を受けたのはディズニーアニメとのこと。
愛知県立起工業高等学校のデザイン科に進学。高校卒業後は、絵を描く仕事をしたいと思って地元の広告関係のデザイン会社にデザイナーとして就職しますが、約2年半くらいで退職。退職後は、1年間バイトでイラストを手掛けていました。

1978年に『週刊少年ジャンプ』の新人賞に投稿(これが23歳にして初めて描いた漫画)。入賞はしなかったのですが、編集者の目に留まり、修行的な期間をGETしました。天才漫画家のイメージが強いですが、想像よりも下積み期間というか、英気を養う期間があったみたいですね。

代表作「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」についてはアニメも大人気でした。1981年から1999年にかけてフジテレビ系列の毎週水曜日19時~19時半の時間帯で長期に渡り鳥山明原作のアニメが放映されていました。まじで水曜の19時は家で「ドラゴンボール」を観るのがマストでしたからね。アニメではセル戦もブウ戦も死ぬほど長期戦すぎた記憶があります
あと、昔ってアニメの映画が3個くらい同時になってやるやつがあって、「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」「セーラームーン」とかの3本セット映画を友だちと観たりしたのが懐かしいです。

集英社との専属契約で『週刊少年ジャンプ』などジャンプ系列誌に作品を発表していました。鳥山明は1980年~1990年代のジャンプ全盛期を支えた立役者であり、当時編集長を務めた西村繁男も、このように評価しています。

『週刊少年ジャンプ』発行部数600万部達成の快挙は、鳥山明の破壊的なパワーを借りて初めて実現し得たことは、誰も否定できないだろう

鳥山明の漫画作品たち

Dr.スランプ
当初は、自称天才科学者の則巻千兵衛を主役にしようと考えていたが、編集者のアドバイスを受けて、少女アンドロイドの則巻アラレ=あられちゃんを主役にし、千兵衛を脇役にした。連載1年目は、睡眠は3日に1回、最高記録となる6日連続徹夜、ペン入れの記憶がない回があるといった超多忙を極めた。この忙しさはヤバいっすね…

ドラゴンボール
当初は、西遊記に格闘漫画の要素を加えた「孫悟空」少年の冒険物語・ギャグ漫画であり、読者アンケートでの反響も無く人気は低迷していた。天下一武道会で人気が出たのを皮切りに、次々に登場する強敵・難敵との戦闘をメインに据えたバトル漫画になることで人気を獲得した。1986年から1997年まで放送されたTVアニメシリーズにおいては、平均視聴率20%を維持した。

ドラゴンクエスト
「ドラゴンクエストシリーズ」のキャラクター&モンスターのデザインを1986年の第1作「ドラゴンクエスト」から担当している。

2016年12月29日『ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ』(NHK)によると次のようなコメントを述べています。

編集者の紹介により「あっ、いいですよ」という軽い気持ちで引き受けたが、30年以上続くシリーズになるとは想定しておらず、「そんなに続くなら断っていた」と心境を語っている。
キャラクターデザインは楽しくもキツい仕事である。最初はなんでもない雑魚キャラを自由にデザインしていたが、回を重ねていく内に個人的にあまり興味のない健全なメインキャラクターのデザインが多くなり、ある程度の時代設定や細かく指定されるデザイン設定のために自由に書かせてもらえなくなり、今は騙し騙しで描いているという。
但し、引き受けた仕事は目一杯やる主義であり、今後も一生懸命デザインすると語っている。

個人的な愛ですね

あられちゃんとかドラゴンボールがナイスなのは、キャラの表情とかが純粋で真っ直ぐでかわいく思えるところどんな風なストーリーでもなんかポップな感じがしてポジティブな気持ちにさせてくれることメカの絵がカッコ良いことです。

これらによって、少年ながら「俺もどっか行きたい!」「なんか闘いたい!」「本気出したら、かめはめ波って出せるんじゃないか?!」と思ってワクワクすっぞ!してました。サイヤ人のムキムキ感の影響で、筋肉に憧れを抱きました。また、ドラゴンボールを読みながら少年の心を取り戻したいと思います。

あとは、芸人のR藤本さんがベジータ様のモノマネをして色々ネタを披露しくれているのも趣深いです。

※写真画像の出典はコチラ
※参考文献は、コチラ
※記事内容は固有の感想等も含みます。
※本記事は寄谷太一が執筆しました!



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