【みうらじゅん】職業不詳であるが、漫画家?とりあえず元祖サブカルの代名詞的存在

みうらじゅん
みうらじゅん

職業不詳のお爺さん

みうらじゅんさんの詳細はあまり知らなかったです。活動分野が幅広すぎて、職業不詳です。僕がみうらじゅんさんのことを知ったのは、映画「アイデン&ティティ」を観たことで、その流れで原作の漫画も読みました。

多分、漫画家なんだと思いますが、ミュージシャン風でもある感じです。あと、もうおじいちゃんの年齢になっていますが、若いときはサブカルの代名詞的存在でした。大槻ケンヂさんの人物紹介で、サブカルのカリスマと説明をしたのですが、みうらじゅんは、大槻ケンヂさんよりも世代が上で、まぁ元祖的な立ち位置になるのかと思います。

みうらじゅんとは

みうらじゅんさんは1958年2月1日生まれ(現在62歳)、京都府京都市出身、主軸活動は漫画・イラストレーターです。東山高等学校、武蔵野美術大学卒業。職業不詳と思われる程、幅広い分野で活動しており、ミュージシャン、エッセイスト、小説家、評論家、編集長、ライター、ラジオDJ、解説者などがある。漫画のジャンルは、ギャグ漫画に該当するみたいです。

本名は三浦純(みうらじゅん)さん。愛称は、MJ、じゅんちゃん、みうらさんといったところです。MJですと松本潤さんと同じになってしまいますね。奥さんはシンガーソングライターのbird。

幼少期は、仏像愛好家で、地元が京都なこともあり、京都や奈良の仏像を巡っていたらしいです。仏像を愛しすぎて、仏教系の学校に入学したらしいです。ただ、途中でエロに興味・関心が出てきたため、仏像は飽きたみたいです。

高校生の頃から、将来は絵描きになりたいと思い、二浪の末に武蔵野美術大学に入学。大学在学中から、コピーライター・エッセイストである糸井重里さんの事務所に通っており、糸井さんからカットの仕事を貰っていたみたいです。

1980年の当時22歳に月刊漫画「ガロ」で漫画家としてデビューします。1982年に講談社発行の週刊「ヤングマガジン」におけるちばてつや賞の佳作を受賞します。その後は、「宝島」や「ビックリハウス」等の雑誌で、怪獣ネタや関西ネタのエッセイ・イラストを出していきます。

1980年代後半くらいからテレビやラジオでの出演も増えていき、すでに多様な活動を見せ始めます。1989年には「いかすバンド天国」(通称:イカ天)に「大島渚」という名のバンドを結成し出演しました。ミュージシャン活動の開始ですね。「バギナーズ」とかいう女装バンドもやっていたみたいです。音楽については、吉田拓郎さんとボブ・ディランさんを崇拝している模様。

これまた謎の動きというか、知らなかったんですが、『マイブーム』という言葉は、みうらじゅんが作った造語らしいです。1997年に新語・流行語大賞のトップテンに『マイブーム』が選出・表彰されました。『ゆるキャラ』とか『クソゲー』もみうらじゅんがクリエイトした言葉らしいです。

2003年には自伝的なコミック「アイデン&ティティ」が、田口トモロヲさんの初監督で映画化され脚光を浴びます。GOING STEADY・銀杏BOYZの峯田和伸さんが主演でした。熱かったです。

略歴的にはだいたい上記の通りで、あとは色々なマイブーム(主要活動)にハマって、それを文章なりコメントなりで発信して面白がってもらうという活動をしていました。仏像、牛、飛び出し坊や、エロスクラップ作り、ゆるキャラ、「シベリア超特急」など。

自伝:アイデン&ティティ

みうらじゅんさんの代表作であり、僕も好きな作品である「アイデン&ティティ」は、1992年から2004年に刊行された、みうらじゅんさん自身の自伝的漫画シリーズです。また、これを原作として2003年に公開された映画です。僕は映画から先に観ました。

大槻ケンヂよりも上の年代ではありますが、みうらじゅんさんもご多分に漏れず「バンドブーム」のムーブメントの渦中にいた人物です。「アイデン&ティティ」は自伝ベースの物語なので、1980年代後半から1990年代初頭の「バンドブーム」を背景としており、みうらじゅんさんが在籍していたバンド「大島渚」も少しだけ登場します。

みうらじゅんさんが崇拝するボブ・ディランさんへのオマージュが随所に出てきており、映画の主題歌は「ライク・ア・ローリング・ストーン」が使われています。

軽く話の内容を説明すると…
バンドブームに乗っかってメジャーデビューしたバンド。デビュー曲がそこそこヒットし、女性ファンも増えた。しかし、ギター&ボーカルの主人公は、本当のロックを求めて葛藤する。そんなとき、主人公が暮らす高円寺のアパートに、ボブ・ディランのような風貌のハーモニカ吹きが現れる。その姿は主人公にしか見えなかった。やがて、バンドブームは終息。ある事件をきっかけに、主人公は自ら歌うことを決意するが…
という感じです。

田口トモロヲさんが映画監督に初挑戦して、宮藤官九郎さんが脚本を担当、元GOING STEADY・現銀杏BOYZの峯田和伸さんが主人公であるロック・ミュージシャン役を演じています。面白いので、まだ観てない人はぜひ。

まだまだ多角的に活動

みうらじゅんは、もうお爺さんになっていますが、まだまだ引き続き幅広く活動しています。最近では、コスプレーヤーのえなこちゃんと一緒に日清焼そばUFOのテレビCMなんかにも出ていました

ラジオなんかも精力的にやってるぽいです。Twitterでも発信しています。

みうらじゅん_Twitter
みうらじゅんさんのTwitterアカウント

これからも『マイブーム』を追求していっていただければと思います。

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※参考文献は、コチラ
※記事内容は固有の感想等も含みます。
※本記事はKOBAYAKAWAが執筆しました!



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