【オダギリジョー】仮面ライダー時代は忘却？汚いけど清潔感ある男の代名詞

オダジョーの印象は？

みなさんのオダギリジョーさんのイメージってどんなでしょうか？映画俳優、演技派・個性派の俳優、アーティスティックな感じ、ヒゲ…といったところでしょうか。

私にとってオダギリジョーさんと言えば、仮面ライダー「クウガ」です。忘れもしません。小学校高学年くらいのとき、友だちは「ONE PIECE」だ「モーニング娘」だと言ってました。もう誰も特撮など見ていなかったのですが、私は嬉々として「クウガ」を見ていました。「クウガ」のファンでした。当時はそれを友だちに打ち明けることができず、こっそりと隠密に楽しんでいました…。

なので、私のオダギリジョーさんのイメージは「クウガ」です。

オダジョーの来歴・経歴

オダギリジョー（本名：小田切譲）さんは、1976年2月16日生まれ、岡山県津山市出身の、俳優・映画監督です。オダジョーとかオダギリと略されることがあります。デビューから「クウガ」までは、本名の漢字表記の小田切譲を使用していましたが、「クウガ」を皮切りにオダギリジョーを使用するようになりました。嫁は女優の香椎由宇で、誕生日が嫁と同じ。嫁と同じ誕生日である2月16日に婚姻届を提出したらしいです。

母子家庭で育ち、幼少期は映画館に預けられることが多かったらしいです。そのことで映画好きになり、映画監督を目指す原体験になったみたいです。高校卒業後の進路について、国立大学の理工学部に合格して、入学手続きをするために大学の門にまで行ったけど、「このお金を留学代に使いたい」と母親に説明して、入学を断念したらしいです。それで、カリフォルニア州立大学フレズノ校に留学しました。想像でしかないのですが、本人にも母親にも大きな葛藤があったんじゃないか？と思います。母子家庭とのことなので、金銭的な問題などもあったかもしれませんし、国立大学に合格できるということは勉強もできたんだと思うので、進学→ビジネスといったキャリアの可能性も考えられたかもしれません。そんな中、「映画」の道へ行くと決断したのは【ドラマ】だったんじゃないかと思います。

が、オダジョーは、ちょっと抜けているのか、当初演出コースを専攻する予定が、願書の記入ミスによって演劇学を専攻してしまったらしいです。また、その後は休学したらしいです。でも、1999年（当時22歳）に舞台『DREAM OF PASSION』で俳優デビューを果たしました。

2000年に仮面ライダー「クウガ」の主演・五代雄介役にオーディションで選出されます。私のような特撮フリークとは異なり、オダジョーは幼少期からあまり特撮とは馴染みがなかったことと、「リアルな芝居がやりたくて俳優になったから、特撮はやりたくねぇ」といったヤンキーみたいな発言をしていたが、テレビドラマプロデューサーの高寺成紀によって、オダジョーの「クウガ」としての才能・個性を発掘されて説得され抜擢されました。

2003年に映画「アカルイミライ」で映画初主演を果たし、カンヌ国際映画祭に出ました。この映画は浅野忠信とも共演しており、オダジョーがそれから見せつけていくことになる、アンニュイでアーティスティック風な雰囲気を醸し出す最初の作品になったのではないかと思います。

その後は、映画を中心に精力的に活動し、演技の幅・ジャンルも広げていきました。配役に応じで語学の習得などもこなし、もともと頭良いこともあると思いますが、役者としてどんどん進化していきます。勝手なイメージでは、ポスト浅野忠信的な存在かと思っています。

仮面ライダー「クウガ」

前述の通り、オダギリジョーさんは、特撮への造詣がなかった前提ではあるものの、「リアルな芝居がやりたくて俳優になったから、仮面を被って特撮ヒーローなんてやりたくねぇ」的な発言をしていたらしいです。そして、映画俳優としてめきめきと頭角を現したその後は自身の公表プロフィールに「クウガ」の作品名を掲載しないというアクションを起こします。世の中的にも、「オダギリは、自分の中で、クウガを『なかったこと』にしようとしている」と噂しておりました。

「クウガ」ファンであり、オダギリジョー＝五代雄介とビリーブしていた私は悲しくなり泣きました。

しかし、早とちりはダメですね。ちゃんと調べてみたところ、オダギリ自身がプロフィールに「クウガ」の名を刻んでいない理由を「厳密にはデビュー作ではないので、そういう特別扱いができないから。『クウガ』を載せるとなると、他にも載せなければならない作品が出てきてしまう」と述べていたみたいです。そして、オダギリを「クウガ」に誘ってくれた、高寺成紀プロデューサーとは番組終了から数年が経過した時点でも交友が続く仲という情報もあります。「クウガ」共演者だった葛山信吾の話では、オダギリを含めた「クウガ」キャストと交流があることを話していたらしいです。また、2008年8月に行われた「クウガ」同窓会にも出席し、2009年11月には「クウガ」で妹役を演じた千崎若菜の結婚式スピーチの大トリとして参加したらしいです。

以上のことから、オダギリは「クウガ」を愛している可能性が高く、私のオダギリジョーのイメージも間違っていなかったということです。

汚いけど清潔感ある男子

もう一つ、オダギリジョー関係でネタがあります。私が高校生くらいのときにmixi（ミクシィ）というSNSが流行っていたのですが、そのmixiの中に「汚ないのに清潔感ある男」という謎のコミュニティがありました。「え？どういう意味？」って感じですが、なんとなく言ってることは分かります。それの代表格がオダギリジョーでした。あとは、浅野忠信とか安藤政信とかが名を連ねていました。おもしろかったです。

そう言えば、大学生の頃は「オダギリジョーに憧れてる系男子」ってのもありましたね。ロン毛でヒゲで、黒い服（コムでギャルソンとかヨウジヤマモトとかの服）を着て、タバコ吸ってダルそうにしてる感じの奴…。もちろん、私は大学生でも仮面ライダーのTシャツを着てましたよ。では。

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※本記事はアンコウが執筆しました！