【宮台真司】大学教授のエリートなのに、積極的に若者へ語り散らす社会学者!

宮台真司
宮台真司

若者に語り散らす大人

私はちょうど大学生くらいの頃に、宮台真司さんが書いた本をいくつか読みました。親の書棚にあったので、それをパクって読みました。

基本的には社会学チックなことが書かれていましたが、若者に対して「今の日本はこんな感じやから、こういう思考法にて粘れ」的な熱いメッセージを必死に書いている内容も多かったと思います。あと、大学教授で社会学者であり、はっきり言ってエリート系にも関わらず、性愛・恋愛ナンパ・寝取りみたいなジャンルのこともたくさん書いていました。

いずれにしても、確実に言えるのは、宮台真司さんの理論を吸収しようとしている若者は非モテであるということでしょう。しかしながら、宮台真司さんの語りには熱量はあります。もしかしたら、彼のメッセージをトリガーに非リア・非モテから革命を起こした若者もいるかもしれません。私もエボリューションしたいです。ナダルリバース・エボリューション★

宮台真司とは?略歴等

宮台真司(みやだいしんじ)さんは、旧首都大学東京・現東京都立大学の教授で、社会学者。1959年、宮城県仙台市生まれ、東京大学大学院社会学研究学科博士課程修了。

理論社会学の著作「権力の予期理論」で戦後5人目の東京大学社会学博士学位を取得。そこは天才と言える。1990年代には、女子高生の援助交際の実態を取り上げ、メディアにも度々登場、フィールドワークをベースとした行動する論者として脚光を浴びました。その後は、国内のテレビは新聞・雑誌への登場を控え、映画評論家として活躍(?)する一方で、インターネットトーク番組「マル激トーク・オン・ディマンド」や個人ブログ「ミヤダイ・ドットコム」等の自らのメディアを通じて社会・若者たちに発信を続けていました。

代表的な著書としては、「日本の難点」(幻冬舎新書)、「14歳からの社会学」(ちくま文庫)、「<世界>はそもそもデタラメである」(メディアファクトリー)、「私たちはどこから期て、どこへ行くのか」(幻冬舎)などです。

あと、謎の恋愛軸の本である「『絶望の時代』の希望の恋愛学」の編集や、AV監督の二村ヒトシとの共著の「どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント」などがあり、性愛・恋愛、ナンパ・寝取りといったジャンルについて語ってはります。

Twitterでの発信もしているみたいなので、良かったら見てやってください。フォロワー数は14.5万人いるので、けっこうインフルエンサーとしてのパワーは一定数あるかと思います。DeNAの南場智子さん(3.5万人)よりフォロワー数ぜんぜん多い。

宮台真司_Twitterアカウント
宮台真司のTwitterアカウント

宮台先生のトピックス

思想的には、日本国憲法の改憲論者で、憲法改正して重武装化&対米中立であるべきという主張ならしいです。重武装ってのは対地反撃能力を中核とする、あくまで抑止力としての反撃能力のことらしいです。具体的には、航続距離の長い爆撃機や長距離ミサイルを持つことで、激しい地上戦に持ち込まれないためにこそ重武装化すべきであると主張しているみたいです。

徴兵制度については、韓国で施行されている大韓民国国軍の徴兵制度に対して好意を寄せているらしいです。一方で、日本に徴兵制度を導入するのは現実的に不可能と思っているが、徴兵制度があることで国民が「自分あるいは自分の子どもが、戦地に送られる可能性があるので、シビリアンコントロール=文民統制のあり方をちゃんとチェックしよう」「そのためにちゃんとした政治家を選ぼう」という意欲が非常に強くなり、結果的に政治参加意欲の大きな原動力になると主張しているみたいです。

性愛・風俗・セクシュアリティ、自分の性体験等についても積極果敢に研究・発言しています。売春合法化論者ならしいです。援助交際を専門的に調べるきっかけは、当時付き合っていた女子高生が、援助交際をやっていたからだったらしいです。

過去に、テレクラに激ハマリしていた時期があったが、母親に50枚の会員証が見つかって、全て捨てられたらしいです。しかしながら、その後もテレクラアクティビティは継続していたみたいです。

社会学とかのジャンル

私は大学生のころは、意外と社会学とか哲学とかの本を読んでいました。その頃はなんかそういう知識をGETすることで、「世界のこと社会のこと、要は自分以外の『こと』『もの』が分かるんじゃないかなぁ?」と思ったりしてました。確かに学べることもありました。トリガーになったこともあります。が、やはり思うのは「なんか小難しく言ってるけど…」「レトリック効かせすぎじゃね?」といったところでした。

確かに、言葉・文章に情報を乗せて伝えるので、そのために必要な論理があるんだと思いますが、なんかこう「カッコつけてるだけなんじゃ…」と思うことが多々ありました。まぁ私がアホであり、ねじれ曲がっているからかもしれません。大変申し訳ございません。チンカスなんです。でも本音ベースで実学(経済系)の方がヌルっと入ってくると思ってしまうんですよね。実利・実務。現に、社会人になってからは社会学なんて1ミリも触れることは無くなりました。さーせんダメな若者です。ということで宮台先生の存在についても忘却していたことをここにお詫び申し上げます。

以上

※写真画像の出典はコチラ
※参考文献は、コチラ
※記事内容は固有の感想等も含みます。
※本記事は寄谷太一が執筆しました!



記事を食べたいと思ったら
いいね!しよう

Twitterも食べる?

おすすめ